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“がん”の良性?悪性?

顕微鏡
“がん”には良性と悪性二つの特性があります。


では、この良性と悪性にはどのような違いがあるのでしょうか?悪性の“がん”は別名「悪性腫瘍」とも呼ばれ、現在日本人の死因でトップの病気です。


この悪性の“がん”は人間の正常な代謝とは異なり“がん”細胞が異常な増殖を続けてしまうという「自律的増殖」という特徴があります。


これだけであれば問題ないのですが、“悪性”の場合、にはこの他にも「転移」(離れた他の部位へ広がる)と「浸潤」(“がん”の周囲に“がん”が広がってしまう)という特徴があります。


更に“悪性がん”は生活に必要な栄養を奪ってしまうという「悪液質」という特徴があります。


この「転移」「浸潤」という特長から“悪性がん”の病気進行スピードは速く、様々な場所で「悪液質」の症状が出てしまう場合があるのです。“悪性がん”と区別される“がん”は主に「転移」「浸潤」「悪液質」の特長から判断されているのです。


では次に、良性の“がん”ですが、これは一般的に良性腫瘍ともよばれています。


“悪性のがん”と同じく、正常的な新陳代謝ではなく自律的に増殖を続けてしまう自律性増殖という特長をもっているのですが、悪性の病気の特長である「転移」と「浸潤」という特長はありません。


また、生活に必要な栄養を奪ってしまうという「悪液質」という特長もありません。


この“良性”のガンの代表的なものとして「ポリープ」などがありますが、治療方法はある程度まで大きく成長させてから切除という治療方法が一般的な“良性がん”の特長です。


このように言葉で説明すると以外に簡単なのですが、良性の“癌”が悪性に変わる場合や、良性であっても発生する場所によっては危険な症状になる場合もあり、「良性だから安心」「悪性だから危険」という判断は行なえないのです。


また、“良性”と“悪性”を区別するには精密な検査が必要なのです。


“がん”の種類と名称

“がん”と一言で言っても部位によって様々な治療法や症状があります。


その為、部位によってもは様々な名称をもっているのです。“がん”を知る為には「がんの種類」を知ることから始めてみましょう。


“癌(ガン)”の種類は部位によって分類されます「癌腫」「肉腫」「造血器腫瘍」などがあります。ではそれぞれの特長をみてみましょう。


「癌腫」

癌腫は一般的な“がん”と呼ばれる、上皮細胞に出来るものを指します。


「胃癌」「肺癌」「大腸癌」「乳癌」「肝臓癌」などが、この癌腫に当たります。またこの癌腫は“がん”の中でも、最も多い“がん”といわれています。と言うのも、上皮細胞は様々な要因で刺激を受けやすく“がん”の発生する確率も非常に高い為なのです。


「肉腫」

肉腫とは上皮と繋がっていない骨や軟部組織に生じる“がん”を指します。


骨肉種、神経肉腫、リンパ管肉腫などが、この肉腫にあたります。肉腫の発生してしまう原因ははっきり分かっていません。


また発見し難い“がん”であり、良性と悪性の区別をつけ難いという特長もあるため、診断の際には専門医から詳細な検査を受ける必要があります。


「造血器腫瘍」

造血器腫瘍は「血液がん」とも呼ばれる血液に生じる“がん”です。


「白血病」「悪性リンパ腫」「多発性骨髄腫」などが、この造血器腫瘍にあたります。


“がん”の発生要因

“がん”の発生原因は遺伝子であるDNAが突然変異をして正常でない細胞である「腫瘍(または“がん”)」が発生してしまうという事が挙げられます。


この突然変異の原因は、通常の細胞分裂の際に偶発的に発生してしまう事や、遺伝的な要因、化学物質やウイルスなどが原因によって細胞分裂の際に“がん”の発生してしまう確率が上がってしまう事など様々な原因があることが明らかにされています。


だた、肝心なDNAが突然変異を起こしてしまう全ての原因が解明されている訳ではなく、原因究明は、癌研究の主軸にもなっています。

がんは遺伝するの?

聴診器「“がん”は遺伝する」と聞いて近親者に“がん”が多い人は、不安を持ってしまう事が当たり前と言えるでしょう。 また逆に「“がん”は遺伝しない」というような意見も最近では多く聞かれるようになりました。
「遺伝する」「遺伝しない」という、二つの矛盾した意見が“がん”に対しての考えを混乱させてしまっているのも現状のようです。


では、実際どちらの意見がどちらが正しいのでしょうか?


これはどちらも正しいと言えるのです。
というのも“がん”には、「遺伝するもの」と「遺伝しないもの」の両方があるためなのです。そこで、この二つの“がん”について個別に見てみましょう。

遺伝する“がん”

まず遺伝する“がん”ですが、これは“がん”全体の5%以下ほどであると言われています。
しかし、全体の5%以下なのだから気にしなくても良い、という事ではありません。


遺伝するものも少なからずあるため、「遺伝する“がん”」の因子を持っているということを予め知っておく事で、発病してしまった場合にも早く対処ができるのです。

では、どのような“がん”が遺伝するのでしょうか?

1)一般的な“ガン”の罹患年齢よりも早く“ガン”にかかった血縁者がいる。
2)罹患する割合が低い“ガン”にかかった血縁者がいる。
3)一人で多くの種類の“ガン”にかかった血縁者がいる。


このような場合には遺伝する“がん”の可能性もありますので、遺伝相談外来などに相談をして、詳しい検査を受ける事が望ましい対処法といえるででしょう。

遺伝しない“がん”

遺伝しない“がん”は“がん”全体の95%以上だと言われています。その為、殆どの“がん”が遺伝しない病期であると言えるでしょう。


しかし、実際には「肺がんの家系」や「胃がんの家系」など一般的に遺伝の要因が少ないものに対しても「遺伝する」と言うような風潮が広がっています。
これは、遺伝的な要因は少ないものの、生活習慣が似た家族間では同じ“がん”になりやすいという事から起因しているようです。
では、遺伝しない“がん”が近親者に多い場合にはどのように対処すれば用のでしょうか?


これは生活環境などを変えるという対処法を行なえば、家系的に多い“がん”に対しての予防策になるのです。
“ガン”は生活習慣と密接に関わっている為、家族全体での対策が予防に繋がるのです。

がんは伝染するの?

待合室“がん”が伝染するという事に対して不安を感じている人も多いとは思いますが、基本的に“がん”そのものが伝染する事はありません。
というのも“がん”は伝染病では無い為に“がん”そのものが“がん”患者との接触で伝染する事はありません。


ただ「基本的」や「“がん”そのものが…」という言葉の通り、間接的に伝染してしまう事はあるのです。
それはウイルスが原因となる“がん”の場合にはウイルスの感染によって発病してしまうケースがあります。


例えば“肝臓ガン”などの原因とされるB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルス等のウイルスが主な原因となってしまう“がん”では「ウイルス感染→“ガン”発症」という間接的な原因よって引き起こされてしまう事があるのです。
しかし、このような間接的に“癌”が他人から伝染してしまうという事が、一人歩きして様々な偏見を生んでしまう事は避けなければなりません。


“ガン”を正しく理解し偏見などを無くす努力を行なう事も予防にも繋がる第一歩なのかもしれません。

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